自転車と模型

GIOS FELUCA (2013) の買い物車カスタム

Posted on Mon 14 June 2021 ( 2021-08-14 update ) in bike

FELUCAお買い物カスタム

GIOS FELUCA を10速カスタムするのつづきです。

日々の通勤用に利用しているGIOS FELUCAですが、ちょっと欲が出てきました。これでお買い物に行けないだろうか。ちょっと語弊がありました。もちろん買い物にいくことはできます。シティサイクルなみの積載量を実現できないかと思うのでした。

テキストでダラダラと説明しても仕方がありませんので最終仕様の状態から。

カゴ付きFELUCA

奇抜な感じにはせずいたってノーマルな感じにしました。ミニベロロードに買い物カゴという時点でちょっとおかしいかもしれないけれど装備としてはノーマルということで。

後ろカゴ

後ろカゴ

取り付けているカゴはボロい感じなのは仕様です。あんまりピカピカな感じにしても盗難リスクが増えるので使い込んだモノを取り付けています。電動アシスト自転車には新品を別途調達してお古を用意しました。

さて、後ろカゴの取り付けには「荷台」が必要です。

そして、荷台を取り付けるにはフレームの「ダボ穴」が必要です。

しかし、Felucaにはダボ穴は「ありません」。

ということで、ダボ穴をどうするかを解決する必要があります。順にパーツ選定をしていきましょう。

荷台の選定

キャプテンスタッグ銘で売られていることが多いようですが丸八工機のリアキャリアを選びました。クラス18なのでそこそこの強度です。お値段も1000円と少しくらいの価格なので失敗してもいいやで購入。

商品名にある「ダボ止め」の文字しかみていなかったのですが、ダボ止めというよりボルト止めなんじゃないかという穴サイズ。ちょっと不安になります。

ダボ穴の追加

荷台の上側用ダボ穴から検討しました。

今回採用したのはTubusのシートステイマウント。取り付けしたい部位のパイプ径をノギスで測ってから養生用に巻きつけるゴムチューブ分大きめのものを購入しました。シートクランプにダボ穴がついた商品もありますがFelucaですと荷台部分とのバランスがよろしくないように考えました。

取り付け位置は、ブレーキキャリパーより下への取り付けは干渉が予想されますので、キャリパー上の位置。悪くないと思います。

ダボ穴もう一箇所、下側用は試行錯誤しました。

いろいろ候補はあります。VIVA(ビバ)のクイックエンドアダプター、GAMOH(ガモー)のフォークエンドダボ金具など。

VIVAは軸受け部分には補強が入っているのでフラットではない。ひょっとしたらFelucaのエンド金具部分と干渉するかも。ということで保留。

GAMOHのダボ金具はシンプルです。不具合も起きにくいと思われます。これでいってみます。

取り付けてみる

Tubusのシートステイマウントはまったく問題なく取り付けできました。そしてGAMOHのフォークエンドダボ金具の取り付けもできました。それぞれにキャリアを取り付けようとすると……つきません。リアキャリアの取り付けは現物合わせなので仕方ない。

ひとまずリアキャリアをグリグリ曲げていきます。シートステイ上側に接続するには線材をグイッと上に曲げないといけません。足で踏んで適切なところまで曲げました。これでTubusのマウントに接続できます。

下側については荷台のダボ穴が大き過ぎでした。取り付け用ボルトの頭よりも大きい穴。ボルトを大きくするとカセットスプロケットに干渉してしまいそう。

「これダボ穴用というよりアクスルに共締めした方がいい作りじゃん!」

ということで、GAMOHの金具を外して荷台をクイックリリース部分に共締め。ちょっと隙間が気になります……。

パーツをさらに変更

荷台をクイックリリースで締め込んで固定。しかもその穴がガバガバという点が気になりました。もう少し改良の余地がありそうなので部品調達を続けます。

ガバガバ穴対策としてリアキャリアはGIZAのCAR096にしてみます。このキャリアは20インチ対応で取り付けのアームの自由度が高めです。

シートステイ上部にあるTubusのシートステイマウントへの固定は問題ないでしょう。下部の固定方法を変更します。まずはTubusのシートステイマウントを追加調達してパーツが到着したら取り付けます。

GIZAのキャリアを取り付けてみる。グラグラする。

リアキャリアのステーが取り付けられるダボ穴のネジ方向は通常クイックリリースやアクスルの穴と並行に用意されています。Tubusのシートステイマウントを固定するとシートステイがハの字になっていますので並行には当然なりません。したがってリアキャリアのステーを少しばかりねじって固定する必要が出てきます。

それではねじってみようというところですが、ギザのキャリアはスリムでスマートな設計なので曲げて取り付けというのがあまり現実的ではありません。

試しにリアキャリアのステーをねじらずに、Tubusのステイマウントのボルトナットを締め込んでの固定を試みましたがいまひとつ。キャリアにかかる力はテコの原理でマウントに伝わりますので動いてしまいます。しっかり固定できないようなのでTubusのシートステイマウントを断念しました。

続けて手持ちのGAMOHのダボ金具をトライ。大丈夫か?と思って後ろカゴを取り付けてみたらグラグラする。どうやら固定力がない。クイックリリースを中心に回ってしまう。これもボツにするしかないようです。

ダボ穴設置も簡単ではありません。これなら元々のパーツで組み上げた方がいいみたい。で現状に落ち着きました。

ダブルレッグスタンド

ESGEのダブルレッグスタンド

もともと一本足のセンタースタンドを取り付けていましたが経年でヘタリがでてきました。フレームへのクランプ部分の不完全さもあって走行時にスタンドがクランクに干渉することもありました。

重い荷物を載せても安定したスタンドが欲しい。そう思っていました。ベストはキックスタンド ですが、このエンド形状では取り付けられません。しかたなくセンタースタンドを選びます。

評判ではESGEのダブルレッドスタンドが良いようですので早速手配し取り付け。結論としては、いいものだけど目標とする使い勝手を満たすには至らずという感じでした。

このスタンドは本来26インチの自転車に取り付けたりするものです。20インチの自転車に取り付けるには脚を短くカットする必要があります。このカットをすると安定感がどんどん失われます。

理屈は簡単で正面から見た時の三角形の構造体。脚のカットにより底辺が短くなっていきます。短くなるとそれだけトラス構造の部分も小さくなるので大きな力に抗しきれなくなります。

後ろカゴがなければそれほど大きな問題にはなりませんが、カゴがあることにより後ろ荷重になり、横方向への力もテコの原理で影響が大きくなります。

ここまできて、後ろカゴ取り付けの限界を感じざるを得ませんでした。

Felucaお買い物号

これで最終仕様かなと思います。

タイヤも再びMaxxisのDTH 20x1-3/8にしてみました。ちょっとチェーンステーに干渉しますが取り付けできています。段差の乗り越えにも安定感がでています。街乗りお買い物にはちょうどいい感じ。

ここまでFelucaをちょこちょこいじってきてみて、次に買い換えるならアラヤのCXMかMFMあたりがいいかなと思います。ブレーキ性能が向上してキャリアの取り付けに対応。後ろカゴはつけられても不安定になりそうなのでなしでもいいかな。それならわざわざ不便なミニベロ の必要もないか。Dragonslayerを街乗りにしていく方が良いのかも。

ミニベロはロードバイクにはなりえませんし、シティサイクルにもなりません。折りたためたら輪行に便利かもしれませんが、そこから長距離走るなんてとても無理です。ほんとに何に使うにも中途半端。弱点を補おうと思えば物凄い高価なものになって気軽に街乗りができなくなります。

ミニベロは楽しいけれど贅沢な乗り物かもしれませんね。